レクチャー #3「第4世代フェミニスト・アーティストグループとしての実践」

私たち明日少女隊は、2015年に誕生した第4世代若手フェミニストによる、社会派アートグループです。「すべての性の平等がみんなの幸せ」をテーマに、展覧会やパフォーマンス、レクチャー、インターネットを通じて、アジアの女性が抱える社会問題についてのアート作品の発表やアクティビズムを展開しています。

明日少女隊は、昨年2018年から今年の7月にかけて、日本軍による戦時性暴力の問題を取り上げたアートパフォーマンス「忘却への抵抗」をフェミニストアーティスト嶋田美子さんとコラボレーションし、ロサンゼルス・ソウル・東京の3都市で行いました。
明日少女隊の韓国人と日本人のメンバーが中心となってプロジェクトを進める中で、パフォーマンスを行う土地の文脈が大きく異なることがアートを通してより明らかになり、また国籍や世代を超えた連帯のあり方についてあらためて考えることになりました。
「忘却への抵抗」の他にも、昨年行ったアート業界のセクハラ問題を取り上げたプロジェクト「私たちは驚きません」などを紹介しながら、国籍や住む地域、ライフステージの異なるメンバーがどのようにアートパフォーマンスやアクティビズムを進めているか、そしてそのメンバーの多様さがどのように私たちの活動に影響しているかについて、お話したいと思います。

===
レクチャー #3「第4世代フェミニスト・アーティストグループとしての実践」
===
日時:2019年10月4日(金)19:00~21:00
場所:東京大学本郷キャンパス工学部二号館9階92B教室
講師:明日少女隊(アーティスト)
定員:40人(先着順)

<参加申込>
https://forms.gle/jCpkffaCZ4ohC6s46

明日少女隊|Tomorrow Girls Troop
明日少女隊(あしたしょうじょたい)は、「すべての性の平等がみんなの幸せ」をテーマに、匿名でマスクを装着して活動する第4世代若手フェミニスト・アートグループ。これまで、展覧会やパフォーマンス、レクチャー、インターネットを通じて、日本の女性が抱える社会問題についての作品の発表やアクションを展開してきた。